実は私たち、石垣島へは2度訪れています。
初めて行ったのは、
COVID-19がまだ5類に移行する前のこと。
まだ「Go To トラベル」が使える時期で、
今では考えられないほど割安でした。
観光産業を盛り上げよう
という時期とはいえ、
私たちもこんなにお得に
南の楽園へ行けるとは
思っていませんでした。
初めての石垣島旅行は2月でした。
内地ではまだ寒い時期なのに、
石垣島の気温は20度前後。
暖かさを期待していた私たちに、
最初に歓迎してくれたのは、
ほぼ毎日のように降る雨でした。
現地のタクシー運転手さんが
教えてくれたところによると、
石垣島では6月の梅雨時期よりも、
実は2月のほうが雨が多いそうです。
「なんで2月に来ちゃったんだろうね?」
と笑いながらも、
晴れ間が見えた瞬間には、
美しい海と壮大な自然を満喫できました。
島内観光にはレンタカーを借りて、
島をぐるっと一周してみることに。
そのドライブが思いがけない
サプライズに満ちたものでした。
車を走らせていると、突然野犬が現れ、
次には野ヤギ、そして野ニワトリが出現。
なんともエキゾチックな動物たちに出会い、驚きと笑いが止まりません。
そして、極めつけは…野孔雀!
美しい羽を広げたオスの孔雀が、
まるで自分の島だと言わんばかりに
堂々と歩道を歩いていたのです!!!
思わず二度見してしまうほどの光景に、
「これが南国か!」と感動しました。
あまりの驚きで一度通り過ぎてしまい、
写真を撮ろうと急いで引き返したのですが、すでに彼はどこかへ消えていました。
幻の孔雀だったのかもしれませんが、
あの瞬間の美しさは
しっかりと記憶に刻まれています。
初めての滞在では、
フサキビーチリゾートホテルに宿泊しました。
リゾート感たっぷりの素敵な場所で、
リラックスした時間を過ごせました。
そして、2度目の訪問ではクラブメッドカビラへ。
ここでは、夫の念願だったSUP(スタンドアップパドルボード)に挑戦する機会がありました。
普段、運動をほとんどしない夫、
しかも細身の体型なので、
サーフボードの上に立とうとする姿は
まるで生まれたての小鹿のよう!
バランスを取るのに一生懸命で、
見ているこちらも笑いが止まりません。
とはいえ、彼はなんとか立ち上がることに成功!
「すごいじゃん!」
と拍手を送る間もなく、
海に流され始める夫。
SUPのスリルを味わいながら、
なんと凄腕のヨット乗りに助けられる
というハプニングまでありました。
きっと、彼の冒険魂に火をつけた瞬間
だったに違いありません。
一方、子供たちはというと、
クラブメッドのキッズクラブで
朝から晩までプール三昧でした。
親の私たちが心配する間もないほど
楽しんでくれました。
子供たちが思い切り遊んでいる姿を見ていると、大人も安心してリラックスした時間を過ごすことができ、本当に最高の旅行でした。
子供も大人も、
それぞれが思いっきり楽しんだ
石垣島の旅は、家族全員にとって
忘れられない思い出です。
こうして2度の石垣島旅行を通して、
私たちは新しい体験と
楽しい思い出をたくさん
作ることができました。
家族全員での旅、
そして夫婦としてのチャレンジ。
石垣島は、私たちにとっての
「夢のはじまり」の場所として、
特別な意味を持つ島となりました。